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ジョグナ・アガルタ

婚約者(♂)と別れ、元カノ(♀)と復縁しました。
バレた
バレた。


ついにバレた。


ハニーにバレた。


Mixiがバレた。



全てはこの一言からはじまった。

ヒトミ:「Mixiで日記公開してるよ」


ハニーとヒトミの友達がワーキングホリデーへ行っている。
外国の地を点々としているのでメールすらままならない。

ハ:「何してるんだろうね」

幼なじみを心配するハニーにヒトミが放ったのが、上の一言。

みくしぃ? 何ソレ? おいしいの?

レベルのハニーにヒトミが私のパソコンを使ってレクチャー。
それを内心ハラハラしながら、平静を装い見守る私。

ハ:「へぇ、便利だね。誰でも見れるの?」

ヒ:「会員になればね。あ、ネロも入ってるから見せてもらえば?」











何を言うかーーー!!!!!


ハ:「ふーん、ネロもしてるんだ。ふうぅぅぅん」

ハニーのにやけた横目が突き刺さる。

ヒトミを見送った後、振り返ったハニーは案の定、

ハ:「ネロもしてるんだよね?」

私:「うっ、うん……」

ハ:「日記も書いてるの?」

私:「昔、少しだけ……でも最近全然書いてないよ!」

ハ:「どんな事?」

私:「デートの、こと、とか……かな?」

ハ:「見せて」

私:「ヤダ!」

ハ:「見せろ」

私:「ヤダ!」

ハ:「いいから見せろ」

私:「ヤダ!!」

途端にハニーは悲しそうに俯いた。

ハ:「そっか、ネロは隠し事するんだ……」

私:「は?」

これがハニーの手だと知りつつ、うろたえてしまう甘い私。

ハ:「隠し事は無しにしようね、って言ってたのに隠し事するんだ!」

私:「いや、日記なんて恥ずかしいし」

ハ:「浮気だーーー!!!」

私:「誰がだーーー!!!」


ハ:「じゃあ見せてよ」

私:「ヤダ」

私が絶対に譲らないのを見て、ハニーは作戦を変えた。

ハ:「じゃあこっちも隠し事作る」

私:「は? 何を?」

ハ:「教えない。だって隠し事だもんっ!!」

どこの子供だよorz

私:「わざわざ作らなくってもいいじゃん」

ハ:「じゃあ見せてよ」

私:「ヤダ!」

こうして夜は更けていくのだった――――



今のところ、このブログは見つかっていないもよう。

日々、綱渡り。
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