うちの場合、就寝・お昼寝問わず腕枕で寝てます。
ハニーが、
私の腕枕で。
正しくは胸枕?
私の無い谷間に鼻先突っ込んで寝てます。
なので、たまに無い乳で顔を挟んでみます。
しばらくは大人しく寝ているのですが、
やがて唸りだし、
もがきだし、
「ぷはっ!」と顔を放します。
そして、
「何するんだよ……」
と恨み言を呟いて谷間に戻ります。
でもね、最近暑いじゃないですか。
寝てるうちにね、お互いベッドの端と端に離れてたりするわけですよ。
その場合、何かの拍子にハニーが覚醒すると、
私を横抱きにし、
胸元にすり寄りつつ、
太ももの間に、
足をねじ込んできます。
ここで抵抗して私が足を開かずにいると、
不満げに唸りながら、
爪先の方からねじ上げてきます。
そしてワタクシ、
壁に寄り添って寝るのが好きなのです。
寄り添うというより、向き合う、な形で。
そうやって寝てると背後からハニーが抱きついてきます。
そして少しでも私が起きているのを察すると、
何とか自分の方を向かせようとします。
んで、また無い谷間に埋もれると。
ここでまた抵抗すると、
腰に足を引っ掛けて力ずく作戦に出ます。
そのあまりの健気さ可愛さに、
うすら笑いを浮かべつつ、
ハニーに向き直って抱いて寝るのが日常で。
ハニーも腕枕してくれることあるんですよ。
エッチの後とか。
でも腕枕してたのが、
ずるずると胸に移動しはじめると、
『あぁ、第2ラウンド開始か』
の合図になるのですが、
これはまた別のオハナシ。
ハニーが、
私の腕枕で。
正しくは胸枕?
私の無い谷間に鼻先突っ込んで寝てます。
なので、たまに無い乳で顔を挟んでみます。
しばらくは大人しく寝ているのですが、
やがて唸りだし、
もがきだし、
「ぷはっ!」と顔を放します。
そして、
「何するんだよ……」
と恨み言を呟いて谷間に戻ります。
でもね、最近暑いじゃないですか。
寝てるうちにね、お互いベッドの端と端に離れてたりするわけですよ。
その場合、何かの拍子にハニーが覚醒すると、
私を横抱きにし、
胸元にすり寄りつつ、
太ももの間に、
足をねじ込んできます。
ここで抵抗して私が足を開かずにいると、
不満げに唸りながら、
爪先の方からねじ上げてきます。
そしてワタクシ、
壁に寄り添って寝るのが好きなのです。
寄り添うというより、向き合う、な形で。
そうやって寝てると背後からハニーが抱きついてきます。
そして少しでも私が起きているのを察すると、
何とか自分の方を向かせようとします。
んで、また無い谷間に埋もれると。
ここでまた抵抗すると、
腰に足を引っ掛けて力ずく作戦に出ます。
そのあまりの健気さ可愛さに、
うすら笑いを浮かべつつ、
ハニーに向き直って抱いて寝るのが日常で。
ハニーも腕枕してくれることあるんですよ。
エッチの後とか。
でも腕枕してたのが、
ずるずると胸に移動しはじめると、
『あぁ、第2ラウンド開始か』
の合図になるのですが、
これはまた別のオハナシ。
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最終日も案の定朝寝坊。
台湾名物の朝ごはん、お粥やらパンやらは食べずじまいに終わった。
ホテルをチェックアウトして路面バスで空港へ。
ワタクシ爆睡、ハニーに寝顔を観察される。
空港でチェックインした後、食べ損ねてた牛肉麺&小龍包で軽く昼食。
出国手続き時、先にカウンターに入ったハニーが何やら話しかけられている。
困り顔で振り返られたので行ってみると、若い女性係官が私を見た。
係官:「Are you Japanese?」
私:「Yes」
係官:「Can't she speak English?」
私:「No.」
係官:「O.K.」
そのままハニーは通され、続いて私の出国手続きとなる。
何やら次々と英語で話しかけられたので、適当に答えていたのだが、
係官:「Is she your girlfriend?」
はい?
思わずまじまじと係官を見る。
今ガールフレンドって言ったよね。
それって友達じゃなくて、steadyかって言っているんだよね?
私:「Yes.」
私ははっきりと答えた。
係官:「Wow」
にやりと笑いパスポートを差し出す。
係官:「Have a good trip.」
私:「Thanks.」
私もにやりと受け取る。
カウンターを出ると、ハニーが不安げな面持ちで駆け寄ってきた。
ハ:「大丈夫? なんかたくさん話してなかった?」
私:「彼女は恋人かってきかれた」
ハ:「は?」
私:「イエスって答えておいた」
うふふと笑う私に、ハニーは不思議顔。
ジョークだったのか?
それともお姉さんも……?
台北の国際空港は広い。
2つのターミナルをモノレールで移動できるのだが、徒歩でも移動可能。
時間ギリギリまでお土産屋さんを物色しまくりました。
そして、初めての飛行機酔いに苦しみながら帰国。
以下、台北旅行情報
台湾名物の朝ごはん、お粥やらパンやらは食べずじまいに終わった。
ホテルをチェックアウトして路面バスで空港へ。
ワタクシ爆睡、ハニーに寝顔を観察される。
空港でチェックインした後、食べ損ねてた牛肉麺&小龍包で軽く昼食。
出国手続き時、先にカウンターに入ったハニーが何やら話しかけられている。
困り顔で振り返られたので行ってみると、若い女性係官が私を見た。
係官:「Are you Japanese?」
私:「Yes」
係官:「Can't she speak English?」
私:「No.」
係官:「O.K.」
そのままハニーは通され、続いて私の出国手続きとなる。
何やら次々と英語で話しかけられたので、適当に答えていたのだが、
係官:「Is she your girlfriend?」
はい?
思わずまじまじと係官を見る。
今ガールフレンドって言ったよね。
それって友達じゃなくて、steadyかって言っているんだよね?
私:「Yes.」
私ははっきりと答えた。
係官:「Wow」
にやりと笑いパスポートを差し出す。
係官:「Have a good trip.」
私:「Thanks.」
私もにやりと受け取る。
カウンターを出ると、ハニーが不安げな面持ちで駆け寄ってきた。
ハ:「大丈夫? なんかたくさん話してなかった?」
私:「彼女は恋人かってきかれた」
ハ:「は?」
私:「イエスって答えておいた」
うふふと笑う私に、ハニーは不思議顔。
ジョークだったのか?
それともお姉さんも……?
台北の国際空港は広い。
2つのターミナルをモノレールで移動できるのだが、徒歩でも移動可能。
時間ギリギリまでお土産屋さんを物色しまくりました。
そして、初めての飛行機酔いに苦しみながら帰国。
以下、台北旅行情報
淡水は夕陽の名所ということで、さすが地元のデートスポットになっている。
っていうか、平日なのに何よこのカップルの多さはっ!?
もうね、8割がたカップルね。
しかも台湾のカップルはどこでもイチャイチャベタベタ。
人目があってもチュッチュしてます。
ハ:「信じられん」
ハニー、あきれてます。
私:「私達もする?」
ハニーの鼻先に顔を近づける。
ハ:「いいよ」
対抗するようにさらに鼻先を近づけてくるハニー。
鼻先が触れ合うかどうかの位置で、お互い見つめあう。
「……無理っ!」
先に根をあげたのはハニーでした。
私:「なによ! 私とはキスできないっての!?」
ハ:「人前じゃ無理! 日本人ですからっ!!」
まあね、こうなるの解かっててからかっただけだしー。
私:「はいはい。じゃあ、ちょっとトイレ行ってくる」
ハ:「え? どこかあった?」
私:「駅までちょっと戻ってくる」
ハ:「えーーー!?」
駅からここまで15分以上は歩いた。
なのに道はまだまだ伸びている。
すぐに突端まで着くと思っていたのに甘かった。
私:「走ればすぐだよ。ハニーはここで待ってて」
ハ:「でも、1人で大丈夫?」
私:「歩くの疲れたでしょう? だからハニーはこのオブジェの前で待ってて。
はぐれたら大変だから絶対に動かないでね」
ハ:「わかった」
明らかに疲れているハニーをベンチに残し、今来た道を1人引き返す。
ぶつからないように人波に逆らいつつ、急いだ。
トイレは混んでいなかったので早々に済ませ、再び川側の煉瓦道を走り出す。
横目に出店を確認しながらハニーまでの距離を測っていると、
私:「んんっ?」
私は足を止めた。
白い肌に茶色の髪をした痩身が道の中央に佇んでいる。
見間違いようがない。
私:「ハニー!」
階段を上り、出店通りの人ごみを掻き分けた。
私:「どうしたの?」
待ち合わせ場所にはまだまだ距離がある。
ハ:「なかなか戻ってこないから」
いや、時間にしてまだ10分も経ってないはず。
見知らぬ土地に独り、心細くなったのだろうか?
私:「でも、はぐれちゃったらどうするの!?」
ハ:「会えたよ」
笑顔でハニーが言う。
いや、それは結果論でな。私は頭を抱えたくなった。
私:「気付かないまますれ違っちゃったらどうするの?」
ハ:「気付かないわけないじゃん」
その自信はどこからくるんだ……
ハ:「でしょ?」
満面の笑顔。
私:「そうだね」
つられて私も笑ってしまった。
さっき通った道をまた手を繋いで歩く。
そうして見た淡水の夕陽は……小さかった。

再びMRTに乗って『劍潭駅』で下りる。
ここは台北最大の夜市といわれる『士林夜市』の最寄り駅。
食事から、洋服、靴、携帯ストラップまで何でも揃う。
でも食べ物以外は割高だから買わない。
店を選ぶ基準は、行列のできている屋台で食べること。
これでまずハズレは無い。
15元(45円)の肉まんを齧りながら、細麺(180円)をすすり、
胡椒餅(270円)の値段の高さに文句を言いつつ半分コする。
もうお腹いっぱい。
なのにTVで見た巨大な鶏のから揚げを買ってホテルに帰る。
んで、ベッドでぐったりしているところをハニーに襲われて台北最後の夜は更ける。
次でラスト。
っていうか、平日なのに何よこのカップルの多さはっ!?
もうね、8割がたカップルね。
しかも台湾のカップルはどこでもイチャイチャベタベタ。
人目があってもチュッチュしてます。
ハ:「信じられん」
ハニー、あきれてます。
私:「私達もする?」
ハニーの鼻先に顔を近づける。
ハ:「いいよ」
対抗するようにさらに鼻先を近づけてくるハニー。
鼻先が触れ合うかどうかの位置で、お互い見つめあう。
「……無理っ!」
先に根をあげたのはハニーでした。
私:「なによ! 私とはキスできないっての!?」
ハ:「人前じゃ無理! 日本人ですからっ!!」
まあね、こうなるの解かっててからかっただけだしー。
私:「はいはい。じゃあ、ちょっとトイレ行ってくる」
ハ:「え? どこかあった?」
私:「駅までちょっと戻ってくる」
ハ:「えーーー!?」
駅からここまで15分以上は歩いた。
なのに道はまだまだ伸びている。
すぐに突端まで着くと思っていたのに甘かった。
私:「走ればすぐだよ。ハニーはここで待ってて」
ハ:「でも、1人で大丈夫?」
私:「歩くの疲れたでしょう? だからハニーはこのオブジェの前で待ってて。
はぐれたら大変だから絶対に動かないでね」
ハ:「わかった」
明らかに疲れているハニーをベンチに残し、今来た道を1人引き返す。
ぶつからないように人波に逆らいつつ、急いだ。
トイレは混んでいなかったので早々に済ませ、再び川側の煉瓦道を走り出す。
横目に出店を確認しながらハニーまでの距離を測っていると、
私:「んんっ?」
私は足を止めた。
白い肌に茶色の髪をした痩身が道の中央に佇んでいる。
見間違いようがない。
私:「ハニー!」
階段を上り、出店通りの人ごみを掻き分けた。
私:「どうしたの?」
待ち合わせ場所にはまだまだ距離がある。
ハ:「なかなか戻ってこないから」
いや、時間にしてまだ10分も経ってないはず。
見知らぬ土地に独り、心細くなったのだろうか?
私:「でも、はぐれちゃったらどうするの!?」
ハ:「会えたよ」
笑顔でハニーが言う。
いや、それは結果論でな。私は頭を抱えたくなった。
私:「気付かないまますれ違っちゃったらどうするの?」
ハ:「気付かないわけないじゃん」
その自信はどこからくるんだ……
ハ:「でしょ?」
満面の笑顔。
私:「そうだね」
つられて私も笑ってしまった。
さっき通った道をまた手を繋いで歩く。
そうして見た淡水の夕陽は……小さかった。

再びMRTに乗って『劍潭駅』で下りる。
ここは台北最大の夜市といわれる『士林夜市』の最寄り駅。
食事から、洋服、靴、携帯ストラップまで何でも揃う。
でも食べ物以外は割高だから買わない。
店を選ぶ基準は、行列のできている屋台で食べること。
これでまずハズレは無い。
15元(45円)の肉まんを齧りながら、細麺(180円)をすすり、
胡椒餅(270円)の値段の高さに文句を言いつつ半分コする。
もうお腹いっぱい。
なのにTVで見た巨大な鶏のから揚げを買ってホテルに帰る。
んで、ベッドでぐったりしているところをハニーに襲われて台北最後の夜は更ける。
次でラスト。
この日は台北の観光名所巡り。
朝ごはんもそこそこに、MRTとバスを乗り継いで『忠烈祠』へ。
衛兵の交代式が有名なのだが、着いた時は終わったばかりのようで誰もいませんでした。
写真撮り放題☆
ぐるりと観て回った後、タクシーを捕まえて『故宮博物院』へ。
このタクシーが曲者だった。
乗る前に『故宮博物院』と書いたメモを見せたら満面の笑顔で
「オーケー!」
って言ったくせに、迷う、迷う。
地図を取り出しても分からず、挙句の果てに他のタクシーに聞いたり。
もーね、頭来て、どーしてくれようかと。
でも怒らせて変な所に連れて行かれても怖いので黙って睨んでましたよ。
結局予定時間も料金も倍かかった(怒)
わざと遠回りしたのではないみたいだけどね、これはやられた。
そしてやっと到着した博物館はハニーのお気に召さなかったようで、
白菜と角煮を観て、ぶらりとして終了。
今度は博物館のインフォメーションでタクシーを呼んでもらった。
本当はもうタクシー乗りたくなかったんだけど、乗らなきゃ次の店に行けなかったから。
けれどこのタクシーが大当たり!
運転上手いし、番地を確かめながら入り組んだ路地を入り、
店の目の前まで連れていってくれて、おまけに店員まで呼んできてくれた!
やはり台湾の人は良い人だ。
というわけで、ランチはちょっと豪勢に『儂來餐廳』で、
フカヒレ&アワビ&ロブスターのコースをいただきました。
1人前しか頼んでないのに、ご飯もデザートもサービスで二人分出してくださって。
やはり台湾人は良い人だ。
お腹いっぱい食べて二人で約6千円也。
(※台湾では日本より安くフカヒレ(美味)が食べられます。
アワビとロブスターがセットになったコースが多いですが味は微妙なので、
単品で大きなフカヒレを食べる方をおすすめします)
食後、腹ごなしに駅まで歩いてMRTに乗車。
途中『關渡宮』でお金持ち祈願した後、再びMRTで終点『淡水駅』まで行く。
この淡水、台湾のベニスと呼ばれる夕陽の名所。
駅の目の前には運河沿いに公園が広がり、多くのカップルがくつろいでいる。
夕陽まではまだ時間があったので、私達も木陰のベンチに座って運河を眺めていた。
「対不起」
声をかけられ顔を上げると、
胸元にファイルを抱いた学生らしき女の人がぎこちない笑顔で立っている。
何かをしゃべりながらハニーにプリントとペンを差し出す。
ハ:「え? 何? 何て?」
きょどりつつ、私に通訳を求めるハニー。
だから中国語解からないっつの(笑)
私:「I'm Japanese. 日本人。ごめんなさい」
学生さんは慌ててプリントを引っ込めると、何か早口で頭を下げて去っていった。
目で追うと他のカップルにプリントを差し出している。
私:「どうも、現地カップルに間違えられたみたいね」
ハ:「現地に溶け込みすぎ?(笑)」
私:「かな?(笑)」
そしてまた二人でまったりしてたら、また同じような学生が。
プリントを差し出そうとしたので、
私:「日本人です。ごめんなさい」
その子もはっとした顔で苦笑いしながら去っていった。
その背中を見送りながらハニーがぼそりと呟く。
ハ:「もしかして、、、、、、台湾人と間違えられてる?」
そうだったのか!?
そういえば、声をかけられるのは決まってハニー。
今の二人もそうだった。さっき時間を聞いてきたおじさんもそうだった。
私:「そうなのかな? ハニーはヨーロッパ系と思ってたけどな」
ハ:「うん、友達にもそう言われた。でも、本当は台湾系?」
言われて見ると、ラフな格好といいナチュラルな髪形といい共通点はある。
顔立ちも穏やかな草食系で、近いっちゃあ近い、かな?
私:「……まあ、ちゃんとアジア顔ってことだよね」
ハニーは微妙な面持ちで唸った。
まあね、西欧の端正な顔立ちに近いと言われたら嬉しいわよね。
でもね、どんな顔でもハニーが好きよ。
言わないけど。
朝ごはんもそこそこに、MRTとバスを乗り継いで『忠烈祠』へ。
衛兵の交代式が有名なのだが、着いた時は終わったばかりのようで誰もいませんでした。
写真撮り放題☆
ぐるりと観て回った後、タクシーを捕まえて『故宮博物院』へ。
このタクシーが曲者だった。
乗る前に『故宮博物院』と書いたメモを見せたら満面の笑顔で
「オーケー!」
って言ったくせに、迷う、迷う。
地図を取り出しても分からず、挙句の果てに他のタクシーに聞いたり。
もーね、頭来て、どーしてくれようかと。
でも怒らせて変な所に連れて行かれても怖いので黙って睨んでましたよ。
結局予定時間も料金も倍かかった(怒)
わざと遠回りしたのではないみたいだけどね、これはやられた。
そしてやっと到着した博物館はハニーのお気に召さなかったようで、
白菜と角煮を観て、ぶらりとして終了。
今度は博物館のインフォメーションでタクシーを呼んでもらった。
本当はもうタクシー乗りたくなかったんだけど、乗らなきゃ次の店に行けなかったから。
けれどこのタクシーが大当たり!
運転上手いし、番地を確かめながら入り組んだ路地を入り、
店の目の前まで連れていってくれて、おまけに店員まで呼んできてくれた!
やはり台湾の人は良い人だ。
というわけで、ランチはちょっと豪勢に『儂來餐廳』で、
フカヒレ&アワビ&ロブスターのコースをいただきました。
1人前しか頼んでないのに、ご飯もデザートもサービスで二人分出してくださって。
やはり台湾人は良い人だ。
お腹いっぱい食べて二人で約6千円也。
(※台湾では日本より安くフカヒレ(美味)が食べられます。
アワビとロブスターがセットになったコースが多いですが味は微妙なので、
単品で大きなフカヒレを食べる方をおすすめします)
食後、腹ごなしに駅まで歩いてMRTに乗車。
途中『關渡宮』でお金持ち祈願した後、再びMRTで終点『淡水駅』まで行く。
この淡水、台湾のベニスと呼ばれる夕陽の名所。
駅の目の前には運河沿いに公園が広がり、多くのカップルがくつろいでいる。
夕陽まではまだ時間があったので、私達も木陰のベンチに座って運河を眺めていた。
「対不起」
声をかけられ顔を上げると、
胸元にファイルを抱いた学生らしき女の人がぎこちない笑顔で立っている。
何かをしゃべりながらハニーにプリントとペンを差し出す。
ハ:「え? 何? 何て?」
きょどりつつ、私に通訳を求めるハニー。
だから中国語解からないっつの(笑)
私:「I'm Japanese. 日本人。ごめんなさい」
学生さんは慌ててプリントを引っ込めると、何か早口で頭を下げて去っていった。
目で追うと他のカップルにプリントを差し出している。
私:「どうも、現地カップルに間違えられたみたいね」
ハ:「現地に溶け込みすぎ?(笑)」
私:「かな?(笑)」
そしてまた二人でまったりしてたら、また同じような学生が。
プリントを差し出そうとしたので、
私:「日本人です。ごめんなさい」
その子もはっとした顔で苦笑いしながら去っていった。
その背中を見送りながらハニーがぼそりと呟く。
ハ:「もしかして、、、、、、台湾人と間違えられてる?」
そうだったのか!?
そういえば、声をかけられるのは決まってハニー。
今の二人もそうだった。さっき時間を聞いてきたおじさんもそうだった。
私:「そうなのかな? ハニーはヨーロッパ系と思ってたけどな」
ハ:「うん、友達にもそう言われた。でも、本当は台湾系?」
言われて見ると、ラフな格好といいナチュラルな髪形といい共通点はある。
顔立ちも穏やかな草食系で、近いっちゃあ近い、かな?
私:「……まあ、ちゃんとアジア顔ってことだよね」
ハニーは微妙な面持ちで唸った。
まあね、西欧の端正な顔立ちに近いと言われたら嬉しいわよね。
でもね、どんな顔でもハニーが好きよ。
言わないけど。
お礼参りをすませ、再びMRTに乗って忠孝復興駅で下りる。
ここからバスに揺られること1時間30分。
『千と千尋の神隠し』のモデルになったと言われる九イ分に到着。
ハ:「すご……」
細い路地に足を踏み入れると、両脇にずらりと軒を連ねる店に絶句する。
コンビニから始まって、イカ団子屋、からすみ屋、硝子細工に臭豆腐……
薄暗い店頭に雑多に並ぶ商品と、それを冷やかす人々の群れ、
軒先からぶら下がる消えた提灯のしなびた存在感。
異様な気配に呑まれたのか、ハニーが私の手を握った。
ハ:「行こう!」
山の上にあるからか、道は緩やかに上り下りを繰り返す。
しかも道は真っ直ぐではなく、あちらこちらに細い道が伸び迷路のよう。
異国情緒が私たちを盛り上げる。
決して長くはないメインストリートを何度も往復してお土産を買いあさる。
小腹が空けば目についた屋台でつまむ。
両手いっぱいのお土産と疲れきった足をひきずってベンチに腰掛けた時には太陽が傾いていた。
ハ:「そろそろバス停に行こうか」
私:「ちょっと待って」
ハ:「まだ休む?」
私:「ううん、ほら!」
私が指差した先を振り返り、ハニーが感嘆の声を上げた。

提灯に明かりが灯っている。
真っ赤な灯りが連なるその光景はまさしく『千と千尋』の世界だった。
(私が)飽きるまで写真を撮り、バス停へと戻る。
ここからまた40分バスに揺られて基隆という港町へ出る。
基隆の夜市は海産物系の屋台が豊富とのことで夕飯がてら来てみたのだが、
ハ:「なんか、どれ食べたらいいか解からない」
私:「どれでも気になるの食べたら?」
ハ:「値段もわからないし、何が入っているかわからない」
確かに、見た目ちょっとグロイのが多いかも。
ボイルした魚介や鉄板焼きは美味しそうだが席が埋まっている。
反対にガラガラな屋台は行きにくい。
結局、すしを3つずつ食べて終了。シャリが大きくて固かった。
基隆の町は駅前だからか電飾が多くきらびやかな店が多い。
しかも歩道は狭い上に自転車が停まってたり出店が出てたりで歩きづらい。
けれど前を歩くハニーが私の手を右へ左へと導いてくれる。
地元では手を繋いでくれないから嬉しい。
帰りは基隆駅から電車で台北駅まで戻った。
しかしホームの見方も分からなければ、電車に行き先が書いてるわけでもない。
勘で改札くぐってすぐのホームに停まっている電車に乗り込む。
発車時刻通りに乗っていた電車が出発してほっとするも、
終点が台北駅ではないので、二人してずっと窓の外に目を凝らしていた。
そして今日も夕飯を食べそびれた私たちは
ホテル近くのモス・バーガーをテイクアウトしましたとさ。
3日目に続く。
ここからバスに揺られること1時間30分。
『千と千尋の神隠し』のモデルになったと言われる九イ分に到着。
ハ:「すご……」
細い路地に足を踏み入れると、両脇にずらりと軒を連ねる店に絶句する。
コンビニから始まって、イカ団子屋、からすみ屋、硝子細工に臭豆腐……
薄暗い店頭に雑多に並ぶ商品と、それを冷やかす人々の群れ、
軒先からぶら下がる消えた提灯のしなびた存在感。
異様な気配に呑まれたのか、ハニーが私の手を握った。
ハ:「行こう!」
山の上にあるからか、道は緩やかに上り下りを繰り返す。
しかも道は真っ直ぐではなく、あちらこちらに細い道が伸び迷路のよう。
異国情緒が私たちを盛り上げる。
決して長くはないメインストリートを何度も往復してお土産を買いあさる。
小腹が空けば目についた屋台でつまむ。
両手いっぱいのお土産と疲れきった足をひきずってベンチに腰掛けた時には太陽が傾いていた。
ハ:「そろそろバス停に行こうか」
私:「ちょっと待って」
ハ:「まだ休む?」
私:「ううん、ほら!」
私が指差した先を振り返り、ハニーが感嘆の声を上げた。

提灯に明かりが灯っている。
真っ赤な灯りが連なるその光景はまさしく『千と千尋』の世界だった。
(私が)飽きるまで写真を撮り、バス停へと戻る。
ここからまた40分バスに揺られて基隆という港町へ出る。
基隆の夜市は海産物系の屋台が豊富とのことで夕飯がてら来てみたのだが、
ハ:「なんか、どれ食べたらいいか解からない」
私:「どれでも気になるの食べたら?」
ハ:「値段もわからないし、何が入っているかわからない」
確かに、見た目ちょっとグロイのが多いかも。
ボイルした魚介や鉄板焼きは美味しそうだが席が埋まっている。
反対にガラガラな屋台は行きにくい。
結局、すしを3つずつ食べて終了。シャリが大きくて固かった。
基隆の町は駅前だからか電飾が多くきらびやかな店が多い。
しかも歩道は狭い上に自転車が停まってたり出店が出てたりで歩きづらい。
けれど前を歩くハニーが私の手を右へ左へと導いてくれる。
地元では手を繋いでくれないから嬉しい。
帰りは基隆駅から電車で台北駅まで戻った。
しかしホームの見方も分からなければ、電車に行き先が書いてるわけでもない。
勘で改札くぐってすぐのホームに停まっている電車に乗り込む。
発車時刻通りに乗っていた電車が出発してほっとするも、
終点が台北駅ではないので、二人してずっと窓の外に目を凝らしていた。
そして今日も夕飯を食べそびれた私たちは
ホテル近くのモス・バーガーをテイクアウトしましたとさ。
3日目に続く。
旅行シーズンがやってまいりました。
(「お前はいつもだろう」というツッコミはおいておいて)
宿泊施設を検索していると必ずと言っていいほどブチあたるのが、
『カップル限定プラン☆』
景色の綺麗な部屋だったり、
チェックアウト時間が遅かったり、
朝食はルームサービスでお願いできたり、
何かとお得な内容が多いプランなのですが、
私達って使えるの?
なかにはね、ご丁寧に
『男女のカップル様に~……』
なんて表記してあったりするのもあるのですよ。
ここまでハッキリクッキリ書かれたら諦めもつきますけどね。
もやもやは残りますけどね。
『夫婦限定プラン』
これもね、きっとダメでしょうね。
日本の憲法では同性の婚姻は認められてないっすから。
解かってはいるけれど、ちょっぴりせつない……
まあ、カップルプランはいけると思うのです。
男女限定指定さえ無ければ。
ホテル側も目を引くようなプランを出したいだけだろうし。
要は部屋が埋まればいいんだし。
事実、正真正銘のカップルなわけだし。
でも、名前を見ただけで一歩引いてしまう私は
まだまだなのだと思う。(色んな意味で)
というわけで、関西旅行から帰ってきました。ただいま。
(「お前はいつもだろう」というツッコミはおいておいて)
宿泊施設を検索していると必ずと言っていいほどブチあたるのが、
『カップル限定プラン☆』
景色の綺麗な部屋だったり、
チェックアウト時間が遅かったり、
朝食はルームサービスでお願いできたり、
何かとお得な内容が多いプランなのですが、
私達って使えるの?
なかにはね、ご丁寧に
『男女のカップル様に~……』
なんて表記してあったりするのもあるのですよ。
ここまでハッキリクッキリ書かれたら諦めもつきますけどね。
もやもやは残りますけどね。
『夫婦限定プラン』
これもね、きっとダメでしょうね。
日本の憲法では同性の婚姻は認められてないっすから。
解かってはいるけれど、ちょっぴりせつない……
まあ、カップルプランはいけると思うのです。
男女限定指定さえ無ければ。
ホテル側も目を引くようなプランを出したいだけだろうし。
要は部屋が埋まればいいんだし。
事実、正真正銘のカップルなわけだし。
でも、名前を見ただけで一歩引いてしまう私は
まだまだなのだと思う。(色んな意味で)
というわけで、関西旅行から帰ってきました。ただいま。
「おはよう」とは言い難い時間に目覚める。
この日はショウロンポウで有名な店、『ディンタイフォン(本店)』に行くのだ。
とっとと着替えてMRTに乗る。
通り道だからということで『中正紀念堂』を横切りつつご案内。
タイミング良く衛兵の交代式にぶちあたるも、ハニー興味無し。
一糸乱れぬ華麗な銃さばきも、写真1枚撮って終了。
ハ:「腹減った」
そうですね。
旅の目的は『美味しいものを食べる』でしたね。
下町感溢れるうらびれた歩道を迷いつつ、なんとか開店直後の店に到着。
すぐにテーブルに通され日本語表記のメニュー表を渡される。
悩み抜いて注文したのは、
○小龍包(2人前)
○白身魚のシュウマイ(1人前)
○サンラータン(小)
○エビチャーハン(小)
○コーラ(350ml)
注文を取りながら、定員さんが内容をチェックしてくれる。
他のテーブルでは
「量が多すぎるようなので、一品減らされては?」
「エビシューマイ頼んでるからチャーハンはエビじゃなくて豚にしては?」
なんて言われてました。
朝ご飯食べそびれてたし、足りるかな~?とか思ってたのだが、
甘かった。
食後、動けなかった。
家では必ずご飯おかわりするハニーも動けなかった。

これだけ食べて2千円ちょっとくらい。
評判に違わず美味だし、お店も清潔だし、店員さんも爽やかだし、オススメです。
帰る時はほぼ満席状態だったので、やはり開店直後が狙い目かも。
出された飲茶はご飯を待たずに次々と食べてくださいね。
冷えると味ががっくーーーんと落ちます。
(ちなみに東京ディンタイフォンにも行きましたが、ハニーの口に合わず)
食後、228公園でリスを激写するハニーを盗撮して怒られて、
(この228公園、夜はゲイのハッテン場として有名だそうな)
総統府を遠くから眺めて、再びMRTに乗って『龍山寺』へ。
ここ、『龍山寺』はどうしても来たかった。
寺社仏閣に全く興味の無いハニーは乗り気では無かったのだが、
次の予定までぽっこり時間が空いた&総統府から近いので無理やりに。
こちらのお寺、『どんな願いも叶えます』なお寺なのです。
勉学やら恋愛やら健康やら色々な神様を祭られておりまして。
こちらに来ればあらゆる神様に一度にお祈りができるという、とても素敵なお寺。
日本の神社では私利私欲的なお願い事はあまりしないのですが、
台湾の寺社は現世利益を祈ってオッケー。
それだけ地域密着、生活に密着した場所なのですね。
2年ぶりに訪れた龍山寺は相変わらず参拝者に溢れ、線香の煙にかすんでおりました。
入り口で長い線香を7本受け取り、いざお参り。
見よう見まねで線香を掲げて3回お辞儀をして祈りを捧げて線香を立てる。
もちろん毎回、『住所・名前』を忘れず告げて。
境内をぐるりと一周してお祈りを終え、ハニーにたずねた。
私:「何をお願いしたの?」
ハ:「金持ちになれますように」
私:「えっらい即物的だなぁ」
ハ:「じゃあネロは?」
私:「私はお礼参りだから」
ハ:「へぇ。何をお願いしてたの?」
私:「ハニーにもう一度逢いたいです、って」
『会えますように』ではなく『逢いたいです』。
希望ではなく、願望。
私利私欲にまみれた祈りでもいいと聞いて、真っ先に浮かんだ思念。
そして、この年の年末にハニーと再びコンタクトが取れたのだ。
ハ:「ふぅーん」
何の感慨も無く、ハニーは背を向けて歩きだした。
冗談だと思ったのか?
ハニーの反応にちょっとがっかりしつつ、龍山寺を後にした。
『2日目午後:九イ分編』に続く。
この日はショウロンポウで有名な店、『ディンタイフォン(本店)』に行くのだ。
とっとと着替えてMRTに乗る。
通り道だからということで『中正紀念堂』を横切りつつご案内。
タイミング良く衛兵の交代式にぶちあたるも、ハニー興味無し。
一糸乱れぬ華麗な銃さばきも、写真1枚撮って終了。
ハ:「腹減った」
そうですね。
旅の目的は『美味しいものを食べる』でしたね。
下町感溢れるうらびれた歩道を迷いつつ、なんとか開店直後の店に到着。
すぐにテーブルに通され日本語表記のメニュー表を渡される。
悩み抜いて注文したのは、
○小龍包(2人前)
○白身魚のシュウマイ(1人前)
○サンラータン(小)
○エビチャーハン(小)
○コーラ(350ml)
注文を取りながら、定員さんが内容をチェックしてくれる。
他のテーブルでは
「量が多すぎるようなので、一品減らされては?」
「エビシューマイ頼んでるからチャーハンはエビじゃなくて豚にしては?」
なんて言われてました。
朝ご飯食べそびれてたし、足りるかな~?とか思ってたのだが、
甘かった。
食後、動けなかった。
家では必ずご飯おかわりするハニーも動けなかった。

これだけ食べて2千円ちょっとくらい。
評判に違わず美味だし、お店も清潔だし、店員さんも爽やかだし、オススメです。
帰る時はほぼ満席状態だったので、やはり開店直後が狙い目かも。
出された飲茶はご飯を待たずに次々と食べてくださいね。
冷えると味ががっくーーーんと落ちます。
(ちなみに東京ディンタイフォンにも行きましたが、ハニーの口に合わず)
食後、228公園でリスを激写するハニーを盗撮して怒られて、
(この228公園、夜はゲイのハッテン場として有名だそうな)
総統府を遠くから眺めて、再びMRTに乗って『龍山寺』へ。
ここ、『龍山寺』はどうしても来たかった。
寺社仏閣に全く興味の無いハニーは乗り気では無かったのだが、
次の予定までぽっこり時間が空いた&総統府から近いので無理やりに。
こちらのお寺、『どんな願いも叶えます』なお寺なのです。
勉学やら恋愛やら健康やら色々な神様を祭られておりまして。
こちらに来ればあらゆる神様に一度にお祈りができるという、とても素敵なお寺。
日本の神社では私利私欲的なお願い事はあまりしないのですが、
台湾の寺社は現世利益を祈ってオッケー。
それだけ地域密着、生活に密着した場所なのですね。
2年ぶりに訪れた龍山寺は相変わらず参拝者に溢れ、線香の煙にかすんでおりました。
入り口で長い線香を7本受け取り、いざお参り。
見よう見まねで線香を掲げて3回お辞儀をして祈りを捧げて線香を立てる。
もちろん毎回、『住所・名前』を忘れず告げて。
境内をぐるりと一周してお祈りを終え、ハニーにたずねた。
私:「何をお願いしたの?」
ハ:「金持ちになれますように」
私:「えっらい即物的だなぁ」
ハ:「じゃあネロは?」
私:「私はお礼参りだから」
ハ:「へぇ。何をお願いしてたの?」
私:「ハニーにもう一度逢いたいです、って」
『会えますように』ではなく『逢いたいです』。
希望ではなく、願望。
私利私欲にまみれた祈りでもいいと聞いて、真っ先に浮かんだ思念。
そして、この年の年末にハニーと再びコンタクトが取れたのだ。
ハ:「ふぅーん」
何の感慨も無く、ハニーは背を向けて歩きだした。
冗談だと思ったのか?
ハニーの反応にちょっとがっかりしつつ、龍山寺を後にした。
『2日目午後:九イ分編』に続く。
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