ジョグナ・アガルタ

婚約者(♂)と別れ、元カノ(♀)と復縁しました。
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結婚と不満と (復活愛1)
テーブルを挟んで老夫婦が笑っている。
隣に座った珍しくスーツを着ているタケルも笑っている。
私は、うまく笑えていただろうか。


結婚の話が出て、彼氏のタケルを親に紹介した。
その後やっと、タケルの両親に紹介された。
どちらも私がお膳立てをして、お菓子も私が選んで私が買った。
付き合ってくれたヒトミが不満そうに呟いた。

ヒ:「なんか、ネロが一人で全部してるのって、なんか納得できない」

私:「タケルは配属決まったばかりで忙しいから。つき合わせてごめんね」

ヒ:「ううん! 全然気にしなくていいよ!」

私:「ありがとう。アイスおごるよ」

ヒ:「まじでー♪」

ヒトミはよく相談に乗ってくれる。
私が不満に思っていることはヒトミにも不満らしく、
ヒトミに説明しながら自分に言い聞かせていた。
正直おもしろい話では無いだろうが、ヒトミは嫌な顔せずいつも付き合ってくれた。
そんなヒトミに救われていた。

ヒ:「ネロは一人でがんばって偉いよ。偉すぎる!彼氏甘えすぎじゃない?」

私:「でも仕事忙しいの解るしね。うん・・・・・・でもちょっと疲れてきてさ。
   結婚してもこんな頼られっぱなしが続くのかなって思ったらちょっときついね。
   これがマリッジ・ブルーってやつかな」

二人で苦笑いする。

ヒ:「ねぇ、なんで彼氏と結婚しようと思ったの?」

私:「・・・・・・あのね、ハニーと付き合ってる時は一番楽しかったの」

ヒ:「うん?」

私:「今の彼氏と付き合ってる時は一番楽なの。だからかな」

タケルは優しい。
私がやりたいと言えば大抵つきあってくれ、体調が悪ければ大げさなくらい心配してくれる。
5年も付き合うと嗜好も似てきてお互い無理なく一緒にいれた。
我が侭が出せる分、家族の前以上にくつろげた。

ヒ:「ふ~ん」

ヒトミも結婚の約束をした元彼がいた。だから何となく解ってくれたらしい。
ヒトミとハニーは高校時代のクラスメイトで、私達が付き合っていたのも知っている。

私:「ハニーは元気?」

ヒ:「あいかわらずよ~。この前も飲みに行ってさ・・・・・・」

ハニーの近況が聞けるのは嬉しいけれど、複雑な気分になる。
綺麗な別れ方ではなかったから。

彼氏と結婚の話が出てからというもの、昔の付き合った恋人達を思い返す事が多くなった。
元気にしてるかな?
もう結婚したかな?
とは思っても、会いたいとは思わなかった。

ハニーを除いては・・・・・・

けれど、ヒトミにお願いするわけにもいかなかった。
私達の別れにはヒトミも関わっていたから。
ヒトミにどんな顔をされるか怖かった。
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